0

霧島アートの森で。

4月21日(土)〜6月10日(日)まで、霧島アートの森で開催中の「八田隆彫刻展 マグマの記憶」。そのメインヴィジュアル撮影やデザインを引き受けたことがきっかけで、いままでかつてない回数の「アートの森通い」をしています。


展示された石彫作品の気配と、八田さんご本人の魅力に惹かれていた気配を感づかれて「ここで演奏をやってみませんか?」と、リコーダートリオYanakita Piccoliniでの出演が急に決まったり。
(もちろん慌てて選曲したり、ビジュアルをデザインするのは私なわけですが…笑)

鹿児島市立美術館や長島美術館での演奏経験から来て、ついにアートの森に到着、というのは不思議な気分でした。やっぱり私は自然とこちらへ帰ってくるのかしら、と。

天井高のあるホールは想像以上に気持ちのいい響きで、八田さんにも一曲目の1,000年前の祈りの曲に石割りの音でご参加いただきました。
30分ほどのコンサートを2ステージ。


「天気がよければ屋外の八田さんの作品“プライベート・ガーデン”でも演奏しませんか?」と、アートの森サイドからまさかのご提案をいただき、鳥のさえずりのような軽快な曲を揃えてミニコンサートも。


屋外なので、思いっきり気持ちよく八田さんの石割りに合わせて、トリオメンバーの「キョショー」が声で祈りを捧げてくれました。

私自身は純粋な音楽畑ではなく、アート畑でもなく、美術畑から発生した雑種(商業美術系)なので、こういったアートとの関わり方がとても心地良く、精神的に楽なようです。
そんなこんなで、この演奏をきっかけになぜかもうひとつ関わることが発生して、私はまたもアートの森へ走っています。
とりあえず、ハイブリッドカーに買い替えていて、本当に良かったです(笑)