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猛暑のおかげ

元から夏の暑さには弱いのですが、この夏の凄さは尋常ではありません。
先日出かけた東京は、もうどこで倒れてもおかしくないというか、「外に出るときは覚悟して安全第一で無理をしない。なるべく楽に移動する。外気に触れないように館内移動で済ませられることは済まそう!」と心がけて行動しておりました。

鹿児島に戻ってからは、通常よりは暑さが厳しいのですが、そこはやはりホームグラウンドの安心感もあって、いくぶん快適な夏を過ごせています。躊躇なくクーラーもつけちゃう。身体を痛めつけるような暑さは、精神論ではどうにもなりませんから。

それでも田舎にある我家の朝晩の風はいくらか涼しく、熟睡した朝、カーテンを開けたところに咲く「今朝の朝顔」を見るのがちょっとした楽しみになっています。
この厳しい暑さを予測していたわけではなかったのですが、子どもの頃以来、ひさしぶりに朝顔を蒔いていたのです。
ミックスの種だったので、どんな色が咲くかはお楽しみ。
薄いピンク系が3日ほど続いた後に、今日は初めてブルー系がぽんぽんと4輪咲きました。

小さめの鉢に2〜3本を植えて、くるくる巻き付けながら先端を切って、あまり大きくはしていません。
日よけの下に避難させてあげながら、「今日も暑くなりそうだねぇ〜」と目線の高さで話しかける朝顔。これぞ由緒正しい日本の夏の楽しみ方なんじゃないかと、そんな気がしています。

何を思ったのか、種を蒔きたくなった数ヶ月前の自分に感謝しつつ。
どうぞみなさまも、ご自愛の夏をお過ごしください。