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光生む花

昨年夏の日本橋三越本店に続き、福岡三越で開催の「薩摩切子作家 中根櫻龜展 -光生む花-」デザイン・製作一式を引き受けさせていただきました。

会期/8月28日(水)〜9月2日(月)
会場/福岡三越 9階=岩田屋三越美術画廊


ポスター・作品図録・封筒など

仕事を通じてとことんまで突き詰めて作ってゆく人たちに出会えること、その側で伴走しながらデザインを仕上げてゆくことの有り難さを、身に染みて感じる最近です。


研ぎ澄まされた仕事があたり前になっている人たちを見続けていると、逆に、少し雑になっているものに対しては、悲しいような気持ちになることもあります。それは私の勝手な捉え方でしかないのですけれど、もう一息、もう一歩、なにか方法はないものかと…。

人のことをどうこう言っている余裕はないので、まずは自分が、自分の仕事に正直に、厳しくありたい。自分のために作るのではなく、誰かに喜んでいただくために作るのが、仕事だと思うから。

そのぶん、人には優しくありたいです、私。
頑張っている人ほど、周囲に優しく、言葉も態度も美しいということが分かっているので、とことん見習いたいと思うのです。

さ、まだまだ暑さは引きそうにありませんが、笑って9月へ走り込みます。