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リコーダーとコントラバス

デザインを引き受けていたCDが、無事に完成いたしました。
「アイルランドとスコットランドの伝統音楽 2」「アイルランドとイングランドのバロック音楽 2」二枚同時発売です。

私自身、バロックと呼ばれる時代の音楽をやっている気になっていたけれど、すっかり見方が変わってきました。
日本で名前の挙がる(演奏される)メジャーな作曲家だけが、作曲をしていたわけではないのです。
また、いわゆる「プロ」と呼ばれる演奏家だけが、音楽を楽しんでいたわけでもなく。暮らしの中で生きていた、演奏されていた、愛されていた素敵な音楽が、星の数ほどあることを知りました。

9月15日(日)に、長島美術館での「ぞ展」で演奏させていただきます。
たくさんの絵画や作品に囲まれて、音のよく広がる素敵な会場です。

13:00〜 公開リハーサル「音を組み立てる」
15:00〜 コンサート「リコーダーとコントラバスでバロック!」
リコーダー/花田理絵子・狩集佳代子・星野三香
コントラバス/鮫島貴裕

「リコーダーと合わせる低音の弦と言えば、チェロか、ヴィオラダガンバだろう!」という、マニアなツッコミは置いといて(笑)

私が何より大切にしたいのは、一緒に演奏していて、演奏者どうしが気持ちよく音でお喋り出来るかどうか。
音で空間を作ること、組み立てる楽しさを、聴く方にも楽しんでいただくこと。
誰もが知っているものは相変わらず一曲もないと思いますが、かなり本気でハーモニーの美しい曲を集めてみました。
ぜひ、お越しください。