お茶の下堂園さんの自社農場、ビオ・ファームの有機栽培茶パッケージをデザインさせていただきました。
茶殻を使ったリサイクル紙にフレキソ印刷ですので、1アイテムに使える色数は少なく、色見本には12色のクレヨンみたいな選択肢しかありません。
その限られた選択肢の中から「緑茶」「紅茶」「ほうじ茶」に合う色を選び出し、キャラクター「ゴッチャくん」を主役にして、いよいよビオ・ファームのデザインが動き出すことになります。
「版が多少ずれますよ。白版を太らせなくていいんですか？」と言われていたのですが、こういう雰囲気だったら多少のずれもむしろ「あり」でしょう。
そう思ってGO!を出したら「思ったよりずれてないやん！」←ちょっとずれてほしかった人（笑）
伸びやかなタッチに惚れて、キャラクターを描いてもらったのは「やぶぱん」の名前も持つ日本画家の薮下育絵さん。
たくましい根っこ（脚）で走り回るお茶の木には、お茶の花や鳥、なにやら怪しい虫（害虫？）までくっついています。サイドストーリーや他のキャラクターも設定済みでして、タイミングを狙って登場してくる予定です。
個展にお邪魔した際、同じ血筋を感じる作品を発見。
パッケージを持ってもらってちらり。
やぶさん、素敵なキャラクターをありがとう〜！